テラス席でくつろぐ「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」
Upper East Sidersの皆さま、こんにちは!
今回のカフェ巡りは、アッパー・イースト。
ゴシップガール(米TVドラマ)世代としては、アッパー・イースト=NYの高級エリアと、通りの名前だけで浮足だつハイソなイメージ。
とはいえ、ここはマンハッタンではなく、シンガポールのアッパー・イースト。
どんなところか、早速行ってみましょう!
雰囲気抜群!くつろぎのカフェ
■ MRTも開通!人気急上昇のシグラップ地区
目指すアッパー・イーストは、カトン地区のさらに東。
カトンのメインストリート「イーストコースト・ロード」を、そのまま約2.5km進むと、「アッパー・イーストコースト・ロード」に変わります。
この周辺はシグラップ地区と呼ばれ、ギリシャ料理店「ブルー・クッチーナ」や有名店「チョンバル・ベーカリー」も出店。
さらには、今年6月にはトムソン・イーストコースト線の延伸によって、新駅「シグラップ(Siglap)駅」がオープン。MRTでのアクセスも便利になりました。
そんな人気急上昇のエリアの一角にあるのが、「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」。今回の目的地でございます。
■ ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ
郊外の長閑な街並みに、突如として現れたおしゃれカフェ。
アッパー・イーストコースト・ロードに面した半オープンのテラス席が、目を引きます!
入口に掲げられたロゴは、店名の「ファイブ・オールズ」を象徴するボートとオール(櫂)。
店名「Oar(s)」の日本語カタカナ表記について
英語の発音からすると「オアー(ズ)」のほうが近いかもしれませんが、日本でOar(櫂)は「オール」とカタカナ表記されることが一般的なので、その複数形である「オールズ」を採用しました。
IKEAやCostcoを表記する際に、英語発音に近い「アイケア」や「コスコ」よりも、日本でのカタカナ表記として定着している「イケア」・「コストコ」に従ったほうが、読者には分かりやすいというのと同じ意図です。
窓側の長いカウンター席は、PC作業する人たちに大人気。
テラスの両端には、大きなソファーが配置されたラウンジ・コーナーもあります。
広々とした店内は、中央にコーヒーカウンター、左右に客席スペースというレイアウト。
木目調の家具・什器に、コンクリートやレンガ、観葉植物のグリーンが効果的に配されたインテリア。
ゆったりとくつろげる、雰囲気抜群の空間です。
■ CBDにあるタンジョンパガー店
ちなみに、「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」は、タンジョンパガーにも店舗あり。
広さとしては、アッパー・イーストコースト店には及びませんが、同じようなインテリアで統一された、落ち着いた空間。
アッパー・イーストまで行く時間がない人には、CBDのド真ん中にあるタンジョンパガー店もおすすめです。
レベルの高い!コーヒー&フード
■ 自家焙煎ならではのこだわりコーヒー
まずはカフェの肝であるコーヒー・チェック。
キメの細やかなクレマに覆われた「フラット・ホワイト」は、濃厚なコクと苦みのあるエスプレッソと、まろやかなミルクのバランスが絶妙。
コーヒー・ロースターズの名に恥じない、さすがの一杯。
■ レベルの高い!フードメニュー
朝8時から、夜の22時まで営業している「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」。
軽食やおつまみ系から、朝食・ランチにぴったりのブランチメニュー、ボリュームたっぷりのメインまで、フードのラインナップも充実しています。
熱々のココットに、卵、ベーコン、ハム、チョリソーといった具がたっぷりの「ベイクド・エッグ」。
ほんのり香るスパイスがシャクシュカ風のトマトシチューを、サワードゥにつけていただきます。
スモークサーモンが載った「サーモンのロスティ」。
サクサク・ザクザクとした食感が楽しい細切りジャガイモの下には、ホウレン草のソテーが隠れています。
ポーチドエッグも半熟具合も完璧。
■ 甘党にはパンケーキやワッフルも!
甘党の方には、パンケーキやワッフル、フレンチトーストといった、スイーツメニューをどうぞ。
4-5cmはあろうかという激厚パンを使用した「クリーム・ブリュレ・フレンチ・トースト」は、中がフカフカ。
カリッとキャラメライズされた天辺のクリームブリュレにナイフを入れると、濃厚なクリームが溢れてきます。
タンジョンパガー店の限定メニューです。
コーヒーもフードも美味しい「ファイブ・オールズ・コーヒー・ロースターズ」。
特に、ゆったりした空間でリラックスできるアッパー・イーストコースト店は、おすすめ。遠出してでも行く価値ありです!
Five Oars Coffee Roasters
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