【完全ガイド】シンガポール・チャンギ空港プライオリティパス施設一覧
世界最大級のラウンジ・アクセス・プログラムである「プライオリティパス」。
数ある空港の中でも、対応施設の数とバラエティでプライオリティパス天国と称されるのが、シンガポールの「チャンギ空港」。
ここでは、全22ヶ所にわたる施設一覧から、各ラウンジの使い分けポイント、レストランやスパの体験レビューまで、詳細を解説。
プライオリティパスを使って、チャンギ空港での滞在を楽しみたい方は必見です。
全22ヶ所!プライオリティパス対応
■ チャンギ空港の対応施設一覧
各国の空港でサービスを展開しているプライオリティパスですが、シンガポールのチャンギ空港は、世界有数の「プライオリティパス天国」。
制限エリア(エアサイド) | 一般エリア(ランドサイド) | |
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ターミナル1 | ||
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ターミナル2 | ||
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ターミナル3 | ||
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ターミナル4 | ||
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ジュエル |
ラウンジだけでなく、レストランやスパまで、全22ヶ所の対応施設が揃っています。
チャンギ空港がすごい!3つのポイント
シンガポールが「プライオリティパス天国」と呼ばれる所以は、施設数が多いからだけではありません。
3つのポイント
チャンギ空港ならではの3つポイントをおさえて、プライオリティパスを十二分に活用しましょう。
❶ 目的で使い分け可能!複数ラウンジ
皆さんが、ラウンジに期待していることは何ですか?
- シャワーを浴びたい
- 静かに休憩・仮眠したい
- 食事やアルコールが楽しみ
- 仕事に集中できる環境
などなど、人や時間帯によって、さまざま。
一つのターミナル内に複数のラウンジがあるチャンギ空港では、目的に合わせてラウンジを選ぶことができます。
❷ 制限エリアの内と外に対応施設あり
ラウンジといえば、制限エリア(エアサイド)にあるのが一般的ですが、チャンギ空港ではパブリックエリア(ランドサイト)に、プライオリティパス対応施設が3軒もあるのがポイント。
例えば、パブリックエリアにあるラウンジで、搭乗手続き前(バッグを預け入れる前)にシャワーを浴びることができれば、機内荷物に着替えや化粧道具などを持ち込む必要なし。
シャワー後にバッグの預け入れをすれば、身軽に出国することができます。
❸ 充実のラインナップ!レストラン&スパ
ラウンジのビュッフェスタイルの食事も良いけど、やっぱりレストランで出来立てを食べるのにはかないません!
シンガポールのチャンギ空港には、プライオリティパスで利用できるレストランがなんと10ヶ所もあるんです。
しかも和・洋・中とバラエティ豊かなラインナップ。
料理 | レストラン | ターミナル |
---|---|---|
中華 | Crystal Jade | T1, T4 |
Terrace | T1 | |
インド | Kaveri Express Indian Vegetarian | T1, T2, T3 |
Chutney Mary | T2 | |
アジア | Asian Street Kitchen | T2 |
日韓 | TGM | T2 |
ウエスタン | Wolfgang Puck | T3 |
プライオリティパスでの利用条件としては、規定メニューの中から1食・選択制とする店舗と、$33.5まで無料とする店舗の2種類。お店のルールにしたがって、注文しましょう。
また、ターミナル2にあるスパ「TranSpa」は、プライオリティパス対応。マッサージやヘアケアなどのサービスを無料と、まさに至れり尽くせり。
ターミナル1
■ プライオリティパス対応施設&マップ
チャンギ空港・ターミナル1には、プライオリティパスで利用できるラウンジが3ヶ所、レストランが3ヶ所。
場所 | 施設 | 営業時間 |
---|---|---|
制限区域 エアサイド |
SATSプレミア・ラウンジ | 24時間 |
マルハバ・ラウンジ | ||
プラザ・プレミアム・ラウンジ | ||
Crystal Jade La Mian Xiao Long Bao | 7:00〜23:00 | |
Kaveri Express Indian Vegetarian | 24時間 | |
一般区域 ランドサイド |
Terrace | 8:00〜23:00 |
すべてが3階に集まっていますが、中華レストラン「Terrace」のみ一般エリア(ランドサイド)に位置していることに留意。
インド料理「Kaveri Express Indian Vegetarian」は、フードコート「SG Hawker Food Court」内にある店舗(ストール)です。
■ ラウンジ3ヶ所!使い分けのポイント
日本航空(JAL)の提携ラウンジでもある「マルハバ」は、日本人好みの食事やビール(タイガーとアサヒスーパードライの2銘柄が常備)が充実。
また子どもの入室無料規定に関して、他の2ヶ所が2歳未満としているのに対して、「マルハバ」のみ6歳未満無料としていることも、子ども連れには大きなポイントです。
シャワーを浴びるなら「SATSプレミア」がおすすめ。
ポイント
「プラザ・プレミアム」は、一般的なプライオリティパスの利用条件と少し異なる部分があるので要注意。滞在時間は最大2時間まで、シャワールームは別途有料となっています。
■ 一般エリアの中華レストラン「Terrace」
きちんとした食事をするなら、一般エリア(ランドサイド)にある中国料理レストラン「Terrace(近水棲台冰室)」がおすすめ。
飯もの・麺料理、炒め物とバラエティが豊かな料理が並ぶプライオリティパス専用メニューから、メイン1品、サイド1品を選択。さらにスープとドリンクが付いてきます。
フライト前の腹ごしらえもバッチリです。
Terrace(近水棲台冰室)
ターミナル2
■ プライオリティパス対応施設&マップ
プライオリティパス対応のラウンジ2つ、レストラン4軒、さらにスパ1店と、チャンギ空港最大の充実度を誇るターミナル2。
場所 | 施設 | 営業時間 |
---|---|---|
制限区域 エアサイド |
SATSプレミア・ラウンジ | 24時間 |
アンバサダー・トランジット・ラウンジ | ||
Kaveri Indian Vegetarian | 6:00〜23:00 | |
TGM | 6:00〜25:00 (祝日7:30〜15:30) |
|
Asian Street Kitchen | 6:00〜25:00 | |
TranSpa | 11:00〜21:00 | |
一般区域 ランドサイド |
Chutney Mary Indian Fast Food | 5:00〜22:00 |
「Chutney Mary Indian Fast Food」は一般エリアの3階、「Asian Street Kitchen」は制限区域の2階にあります。
■ ラウンジ2ヶ所!使い分けのポイント
料理に関しては、両者とも似たりよったりの印象ですが、アルコールに関しては、有料の「アンバサダー・トランジット」に対して、「SATSプレミア」は無料。
シャワーは、「アンバサダー・トランジット」に軍配があがります。
ポイント
■ 日韓料理レストラン「TGM」
黒の外観がスタイリッシュな「TGM」は、ターミナル2の制限エリア3階にある日韓料理レストラン。
店内も広く、おしゃれな雰囲気。
プライオリティパス指定のメニューから、メイン1品を選択。その他、サラダやドリンク、デザートが並ぶビュッフェ付き。
焼き魚やトンカツ、チキン南蛮といった日本の定食に、ビビンバ、タッカルビなどの韓国料理が楽しめます。
■ アジア料理「Asian Street Kitchen」
ターミナル2の制限エリア2階にある「Asian Street Kitchen」は、アジアの屋台料理をテーマにしたレストラン。
プライオリティパス利用の場合、通常メニューから$33.5分が無料となります。
ベトナムのフォーに、タイのパッタイ、インドネシアのナシゴレンなど、東南アジア各国の飯もの・麺類が楽しめます。
Asian Street Kitchen
■ スパ・マッサージ「TranSpa」
「TranSpa」は、チャンギ空港で唯一、プライオリティパスで利用できるスパ・マッサージ店。
ターミナル2の3階、アンバサダー・トランジット・ホテルのフロントロビー内に併設された店舗です。
プライオリティパス用のメニューは、以下のとおり。
(C)のマニュキュア&ペディキュアはやっていなかったので、選択肢はマッサージかヘアケアの2択。
入口の奥には、マッサージルームが完備。
20分間のマッサージで、疲れた身体もリフレッシュ! フライト前にうれしいサービスです。
TranSpa
ターミナル3
■ プライオリティパス対応施設&マップ
ターミナル3には、プライオリティパスでの利用可能なラウンジが3つ、レストランが2つ。
場所 | 施設 | 営業時間 |
---|---|---|
制限区域 エアサイド |
SATSプレミア・ラウンジ | 24時間 |
マルハバ・ラウンジ | ||
アンバサダー・トランジット・ラウンジ | ||
The Kitchen by Wolfgang Puck | 6:00〜25:00 | |
Kaveri Express Indian Vegetarian | 6:00〜23:00 |
「The Kitchen by Wolfgang Puck」のみ、制限エリア2階にあります。
■ ラウンジ3ヶ所!使い分けのポイント
ターミナル3の場合、どこのシャワールームでもハズレはありませんが、一つ選ぶとしたら、改装して新しくなった「マルハバ」。
アルコールに関しては、チケット制で2杯無料の「アンバサダー・トランジット」に対して、「マルハバ」はタイガーとアサヒの2銘柄のビールが飲み放題。
ポイント
食事は、スイーツの充実している「アンバサダー・トランジット」に一票。「マルハバ」は、深夜2時〜5時の時間帯は、フードの提供はないのでご留意ください。
■ 「The Kitchen by Wolfgang Puck」
ターミナル3で最大の注目株は、制限エリア2階にある「The Kitchen by Wolfgang Puck」。
レストラン界のアカデミー賞「ジェイムズ・ピアド賞」に輝いたウルフギャング・パック氏の料理が、プライオリティパスで堪能できるなんて、見逃すわけにはいきません!
メニューには、ステーキやハンバーガー、ピザやパスタといった、ボリュームたっぷりな料理がズラリ。一皿、だいたい$20〜$32といったところ。
プライオリティパス利用の場合、税込み合計金額から$33.5が無料となります。
メニューは税別表示になっているので、無料にするには$27.9以内の注文におさめればオッケー。
ジューシーなビーフパテに、チェダーチーズ、ポモドーロソースが溢れんばかりの「クラシック・チーズバーガー」($26)。揚げたてのフライドポテトもついて、大満足!
ターミナル4
■ プライオリティパス対応施設&マップ
主にLCC発着ターミナルとして、他のターミナル1〜3とは少し離れた場所にあるターミナル4。
場所 | 施設 | 営業時間 |
---|---|---|
制限区域 エアサイド |
ブロッサム・ラウンジ | 24時間 |
Crystal Jade Go | 7:00〜23:00 | |
Tiger Den | 24時間 |
プライオリティパス対応のラウンジは2M(中2階)、レストラン(2ヶ所)は、2階に位置しています。
■ ターミナル4の「ブロッサム・ラウンジ」
チャンギ空港・ターミナル4で、プライオリティパスを使うなら「ブロッサム・ラウンジ」一択。
広々とした中二階のオープンスペースからは、ヘリテージゾーンで実施しているプロジェクション・マッピングも見渡せます。
ジュエル
■ プライオリティパス対応施設&マップ
近未来的な屋内滝レイン・ボルテックスとともに、いまやシンガポールを代表する人気観光スポットとなったチャンギ空港併設の巨大施設「ジュエル」。
場所 | 施設 | 営業時間 |
---|---|---|
一般区域 ランドサイド |
チャンギ・ラウンジ | 6:00〜22:00 |
プライオリティパスで利用できる「チャンギ・ラウンジ」は、1階アーリーチェックイン・カウンターの向かいに位置しています。
■ 一般エリアにある「チャンギ・ラウンジ」
全4ターミナルを誇るチャンギ空港のなかでも、唯一パブリックエリアにある「チャンギ・ラウンジ」。
プライオリティパスの場合、オーダー料理1品、アルコール1杯、高級感あるシャワーが無料で利用可能です。
必須!プライオリティパス
■ 楽天プレミアムカードに代わる最適解
ラウンジから、レストラン、スパまで、プライオリティパス対応施設が充実しているチャンギ空港。
空港での滞在を最大限に満喫するためにも、プライオリティパスは海外旅行に必須の1枚です。
2025年から、利用回数が5回までに制限される「楽天プレミアムカード」に代わり、プライオリティパスを入手するための最安・最適カードについては、下記の詳細記事をチェック。
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