マーライオンに一番近い「フラトンホテル」最上階スイートルーム宿泊記
初代海峡植民地総督ロバート・フラトン(Robert Fullerton)の名前を冠した「フラトンホテル」。
マリーナベイ地区の中でも、マーライオン公園が目の前という絶好の立地で、日本人観光客にも人気の高い高級ホテルです。
今回は、「フラトンホテル」に2連泊。ホテルや部屋の雰囲気、周辺施設の紹介まで、詳細な宿泊記をレポートします。
旧中央郵便局だった高級ホテル
■ マリーナ湾の河口に建つ歴史的建造物
シンガポール川がマリーナ湾に合流する河口に位置する5つ星ホテル「フラトンホテル」。
もともと旧シンガポール中央郵便局として、1928年に完成した建物は、ギリシャ神殿のような列柱が立ち並ぶネオ・クラシック様式。
シンガポールのナショナル・モニュメントに指定されている歴史的建造物です。
大規模な修復改装後、2001年にホテルとしてオープンしました。
正面エントランスから一歩入ると、吹き抜けの大空間が広がるロビー。
フラトンホテルのマスコットであるロビーとリジーが出迎えてくれます。
The Fullerton Hotel Singapore
★★★★★
地図 1 Fullerton Square, Singapore 049178
エリア マリーナ(ラッフルズプレイス駅まで徒歩約7分)
空室・料金チェック
Agoda | Expedia | Booking |
最上階!フラトン・スイート
■ 最上階8階!豪華スイート
早速フロントでチェックインして、ルームキーをゲット。
エレベーターで最上階の8階へ向かいます。
角部屋の811号室で、2連泊のステイケーションのスタートです。
■ リビングルーム
今回、予約した部屋は「フラトン・スイート」。
玄関の廊下を通って、左手側がリビング、右手側がベッドルームというレイアウト。
リビングの壁際には、2人用のダイニングコーナー。
窓に沿って、ソファセットが配置されています。
シルバーグレーの壁と、ベージュや木目調のインテリアに囲まれたリビングルーム。
窓からは、シンガポールのランドマーク「マリーナベイサンズ」が見えます。
■ ベッドルーム
ベッドルームは、青色をアクセントに使った落ち着いた雰囲気。
大型テレビと書斎コーナーもあり。
コンセントは、世界各国の電源プラグに対応できるユニバーサル仕様。シンガポールのBFタイプのプラグも、日本のAタイプのプラグも、そのまま使用可能です。
横にはUSB充電ポートも付いていて至れり尽くせり。
部屋には、もちろんセーフティ・ボックスも完備。
■ 豪華!大理石バスルーム
総大理石の豪華なバスルーム。
バスタブと、独立したシャワーブースに分かれています。
アメニティは「バルマン(BALMAIN)」。バスソルトもあって、お風呂タイムが楽しみです。
■ ミニバー
最後は、ミニバー・コーナー。
キャビネットの上には、ネスプレッソのコーヒーマシーンと電気ケトル。
シンガポールを代表する高級ブランド「TWG」の紅茶と、「Bacha Coffee」のコーヒーが並んでいます。
テーブルには、ウェルカムフルーツも置かれていました。
絶景!専用ルーフトップ・テラス
■ 部屋より広い?プライベート・テラス
リビングルームの片側からは、専用のルーフトップ・テラスに出られます。
約90㎡もある部屋より、さらに広い屋外スペース。パラソルとガーデンソファ&テーブルが小さく見えます。
↑写真の右上に写る建物の正体は、なんと東屋。
8畳ほどのスペースに、大きなガーデン・ソファが鎮座しています。
昼間は暑いのでテラスを使う気にはなれなかったけど、涼しくなる日没後にくつろぐのもあり。
最上階のテラスからは、ホテル上部に掲げられたThe Fullerton Hotelという文字看板を間近で見ることができます。
■ プライスレス!シンガポールの絶景
そして正面には、この景色。何度見ても飽きないプライスレスな眺めです。
こちらは翌朝のサンライズ。
東岸にあたるマリーナベイサンズ横から太陽が昇る瞬間を、独り占め〜!
クラブラウンジ「ストレイツ・クラブ」
■ クラブルーム以上の宿泊者限定ラウンジ
クラブルーム以上の宿泊者はラウンジへのアクセスが可能。
ラウンジ「ストレイツ・クラブ」は、フラトンホテルの4階にあります。
上品なインテリアで飾られたフロアに、大小の客席。
受付にいるスタッフが席へと案内してくれます。
ここで提供されるラウンジ・サービスは、以下のとおり。
- シャンパン付き朝食
- アフタヌーンティー
- イブニング・カクテル&カナッペ
■ シャンパン付きの優雅な朝食
「ストレイツ・クラブ」での朝食は、シャンパンが1杯付き。
朝シャンとともに、優雅な1日の始まりです。
注文したコーヒー・紅茶と一緒に、フルーツとヨーグルト、それにパンが運ばれてきます。
メイン料理は、メニューからアラカルトでオーダー。
「英国風ブレックファスト」は、トーストに、卵料理、ベーコン&ソーセージ、ハッシュドポテト、ベイクドビーンズがのったワンプレート。
「ミーゴレン」や「ロティ・プラタ」などのローカルフードもあります。
2日間宿泊したので、いろんな料理を堪能することができました。
■ 3段トレイでアフタヌーンティー
一番楽しみにしていたのは、アフタヌーンティー。席について、ティーリストからお茶を選びます。
3段式のティースタンドには、
- 上段:スイーツ
- 中段:サンドイッチ
- 下段:スコーン
おかわり自由で、サンドイッチやスコーンを何回もいただいてしまいました。
2日連続でお邪魔した大満足のアフタヌーンティーでした。
■ アルコールも無料!イブニングカクテル
夕方からは、ワインやカクテル、ビールなどが並ぶ「カクテル・タイム」のスタート。
シンガポールではアルコールが高いので、お酒好きの人たちにとっては天国のような時間です。
注文したのは、シンガポール・スリングに似たバラ色のカクテル「シーブリーズ」。
カナッペ程度かと思っていたスナックも、アフタヌーンティーと同じ3段スタンドで登場。
パスタ、点心、グラタンなどのフードからスイーツまで満載。食べ過ぎにご注意を!
フラトンホテル内の施設
食べてばかりではありません。ホテル内の探検へと出発します!
■ ロビーラウンジ&レストラン
まずは1階。
吹き抜けの中央フロアにあるのが、ロビーラウンジ「コートヤード」。シンガポールで定番のアフタヌーンティーが、毎日開催されています。
その他、朝食会場としても使われている「タウン・レストラン」に、週末の飲茶ランチが大人気の高級中華ダイニング「ジェイド」。
近くにある姉妹ホテル「フラトンベイ・ホテル」のダイニングを利用するのもあり。
マリーナベイサンズが一望できるロビーラウンジ「ランディングポイント」やルーフトップバー「ランタン」はおすすめです。
■ プール&ジム
中2階と2階には、プールとジム、スパがあります。
シンガポールリバーに面するインフィニティプール。
横には、壮麗なギリシア式の列柱が並ぶというフラトンホテルならではのプールです。
■ フラトン・ヘリテージ・ギャラリー
もともと中央郵便局だった建物を改装したフラトンホテルの1階には、シンガポールにおける郵便の歴史や制度を展示する「フラトン・ヘリテージ・ギャラリー」が設けられています。
■ お土産ショップ
1階フロントの近くにある、ちょっとしたお土産コーナー。
人気アイテムは、マスコットであるフラトンベアのぬいぐるみ。
郵便局長やベルボーイの制服や、バスルーム姿など、いろんなコスチュームに扮したロビーとリジーがキュートです。
穴場なのが、ホテル地下1階にある「切手&ギフトショップ」。
切手やポストカード、郵便関連のギフトなど、他ではなかなか見つからない素敵なグッズがいっぱいです。
Philatelic Store @ Fullerton
■ マーライオン公園へつながる地下道
フラトンホテルからマーライオン公園までの距離は約200m。
フラトンロードを挟んで、目と鼻の先にあります。
しかもフラトンホテルのB1階には、マーライオン公園につながる地下通路があるので、雨に濡れることもなく直行可能。
朝日を浴びて輝くマーライオンも、ライトアップされた夜のマーライオンも、フラっと気軽に堪能できる―――マーライオンに最も近いホテルだからこその特権です。
また、マーライオン公園に隣接する商業施設「ワン・フラトン」には、おしゃれなカフェ、レストラン、バーが集まっているので、ホテル以外での食事にも便利です。
総評
旅行会社のツアーでも御用達の高級ホテル「フラトンホテル」。
- マーライオン公園が至近距離と、これ以上ないロケーション。
- マリーナベイ地区の中心地にあり、シンガポール観光の拠点としてベスト。
- クラシックな歴史的な建造物で、優雅なホテル滞在が可能。
人気も納得の、マリーナベイ地区でおすすめホテルです。
■ フラトンに泊まるHISツアー
The Fullerton Hotel Singapore
★★★★★
地図 1 Fullerton Square, Singapore 049178
エリア マリーナ(ラッフルズプレイス駅まで徒歩約7分)
空室・料金チェック
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