インスタ映え!ヤシの実に入ったココナッツ海老カレー「マスタード」
リトルインディアでカレーといえば、観光客には「バナナリーフ・カレー」が食べられる「ムトゥース・カリー」や「バナナリーフアポロ」が有名ですが、この2店に負けないほどローカル&在住者に人気のお店があります。
リトルインディア駅のE出口から徒歩2分、レースコース・ロード沿いにある「マスタード」。
インド北西部のパンジャーブ州と、インド北東部のベンガル地方の料理を得意とするインド料理レストラン。
どんな料理が出てくるのかは、見てのお楽しみ!
予約必須!インド料理店「マスタード」
■ 激戦区レースコースロード沿いの人気店
インド料理レストランがたくさん並ぶレースコースロード沿い。
古いショップハウスの1階にある「マスタード」は、うっかりとしてたら見過ごしてしまうほど小さな入口。
両側の壁に、テーブルがそれぞれ5つずつ配置された店内。
入口前のアウトドア席を合わせても、テーブル数は10個あるかないかという、こじんまりとしたお店。
週末はランチ・ディナーとも、すぐに満席になってしまうので、あらかじめ予約しておくほうがベターです。
■ 難解メニューも、日本人に慣れた店員さん
席について、メニューをパラパラとめくったところで、料理名がヒンディー語名のアルファベット表記であることに気づきます。
どういうことかというと、
- Murgh Tikka=チキンティッカ
- Murgh Makhani=バターチキン
- Palak Paneer=ほうれん草カレー
- Chingri Maacher Malai Curry=ココナッツ海老カレー
といった感じ。
ただ注文するとき、店員さんに「バターチキン」やら「チキンティッカ」と言えば、普通に通じるので心配はいりません。
人気の「マンゴーラッシー」を飲みながら、料理を待ちましょう。
器がヤシの実「ココナッツ海老カレー」
■ 絶品!日本人好みのクリーミーな味
まず紹介する料理が、ベンガル地方の名物料理である「ココナッツ海老カレー(Chingri Maacher Malai Curry)」。
ヤシの実を丸ごと器にするというインパクト大のアイデアで、SNSで話題になった一品。
すごいのは見た目だけではありません!肉厚な海老がゴロゴロ入ったカレーは味も絶品。
ココナッツミルクでクリーミーに仕上げられたカレーは、辛さの苦手な日本人にもぴったり。
「マスタード」に来たお客さんのほとんどが注文するシグニチャー。これは絶対外せません!
ハズレなし!奥深いインドの郷土料理
「マスタード」は、ココナッツ海老カレーだけの一発屋ではありません。
ベンガル&パンジャーブ地方以外にも、インド料理の定番メニューが並んでいます。
■ 前菜!チキンティッカやサモサ
前菜として、いつも頼むのが「チキンティッカ」。
ヨーグルトに漬け込んだチキンは、驚くほど柔らか。炭火とスパイスの香りが食欲をそそります。
骨なしだから、食べやすいのもポイント。
こちらは、インド料屋さんで初めて注文した「魚のフライ」。サクッと揚げられた衣に、ホクホクの白身魚。クセもなく美味。
とんがり帽子のような三角形の中に、ジャガイモや豆が詰まった「サモサ」。爽やかなミントソースをつけて、いただきます!
■ インド各地を巡るカレー旅
日本人が大好きなカレーの一つ「バターチキン」は、北インドを代表する濃厚なカレー。
ほうれん草とチーズがまろやかな「パラクパニール」は、パンジャーブ地方発祥のカレー。
2種類の「ナスのカレー」は、合わせるスパイスやソースによって、全く違う味になることに驚きました。
■ 薄くて柔らかい「ハンカチーフ・ナン」
あと、カレーには欠かせないナンやライス・ビリヤニなどの種類も豊富。
個人的にお気に入りなのが、「ロマリ・ロティ(Roomali Roti)」。通称「ハンカチーフ・ナン」と呼ばれる薄いパン。
ボリュームのあるナンに比べて、すぐお腹が膨れてしまうということがないので、カレーや料理の味を楽しみたいときに、ぴったりです。
■ インドのミルクティー「マサラティー」
食後は、シナモンが効いた「マサラティー」で締めくくり。
ベンガル地方の「ココナッツ海老カレー」に、北インドの「バターチキン」、パンジャーブ地方の「パラクパニール」と、インド各地のカレー巡りが楽しめる「マスタード」。
どれも美味しくて、大満足。
特に、椰子の実の器で登場する演出は、ここだけのオリジナル。是非、お試しあれ!
Mustard
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