S級ホーカー「ゴールデンマイル・フードセンター」の必食グルメ11選
【更新】「braise 卤之家」を追加
1975年のオープン以降、約40数年にわたり、地元の人々に親しまれている「ゴールデンマイル・フードセンター」。
2021年に改装を終えたばかりにもかかわらず、パッと見は相変わらず古くさくて地味なまま。
でも、内部には実力派のストールがひしめく超スーパー級ホーカーセンターなのです。
今回、「ゴールデンマイル・フードセンター」に通いつめる在住者が、自信を持っておすすめする必食グルメ11選をご紹介します!
「ゴールデンマイルFC」基本情報
■ アクセス・行き方
アラブストリート・エリアの東側に位置する「ゴールデンマイル・フードセンター」。
MRTの最寄駅としては、ニコル・ハイウェイ(Nicoll Highway)駅になりますが、ブギス駅からアラブストリート周辺を観光したついでに、足を伸ばすというルートもおすすめです。
■ 地下1階&1階がフードセンター
3階建ての建物のうち、1階と地下1階の2フロアがホーカースペースになっている「ゴールデンマイル・フードセンター」。
中庭部分が吹き抜けになっていて、地下1階でも明るく開放的。
ちなみに、一番上の2階はアーミー・グッズを取り扱うお店が並ぶフロア。
興味があれば、食前・食後に探索してみるのも面白いですよ。
① 海南福建炒蝦麺
■ #B1-34:ホッケンミーの有名店
ゴールデンマイルFCでホッケンミーと言えば、まず一番に思い浮かぶのがココ。
長い行列が常態化している「海南福建炒蝦麺(Hainan Fried Hokkien Prawn Mee)」。
2種類の麺がお互いにくっつくほど、かなりのドライタイプ。炒めたときの香り(wok hei)が際立っています。
ホーカー改装後、値段を一皿$4から$5に値上げ。
Hainan Fried Hokkien Prawn Mee(海南福建炒蝦麺)
② Chef Choo Signature
■ #B1-45:ホーカーで本格イタリアン
一流ホテルのイタリア料理店で経験を積んだシェフがオープンした「Chef Choo Signature」。
メニューは、パスタとポークチョップやチキンチョップといった洋食イタリアンが中心。
シグニチャーの「シーフードスパゲッティ」は、熱々のスキレットでサーブされる本格仕様。
具にアサリ、エビ、イカ、そしてムール貝まで入っている魚介の出汁がしっかり効いたトマトソースに、茹で加減もバッチリのアルデンテ。
このクオリティで約650円とは天晴れ。
Chef Choo Signature
③ Da Po 大坡
■ #B1-53:ゴマ油が絶品のチキンライス
チキンライスとカレーチキンヌードルと、2つの看板メニューを掲げる「Da Po Hainanese Chicken Rice&Curry Chicken Noodle」ですが、一押しはチキンライス。
添えられたトマトと香草と一緒に、お皿の上にキレイに並ぶチキン。
食欲をそそるゴマ油が効いたソースも絶品で、ダーク・ソイソース不要。
別皿のライスも、粒が立つほどのフンワリ具合で申し分なし。
Da Po(大坡)
④ Ashes Burnnit
■ #B1-24:ホーカーのグルメバーガー
複数のメディアで、ホーカーで食べれるグルメバーガーとして紹介されている「Ashes Burnnit」。
注文したのは、「Ashes Smash Cheese Burger」、シングル・ポテト付きで$5.9。
Ashesという店名を示唆しているのかは定かではありませんが、チャコール・バンズで登場。
シングルでも十分に厚みのあるパティ。粗挽きで肉の旨味が感じられます。
マッシュルーム、トリュフの香りとチーズが濃厚な「マック&チーズ」$6もあり。
Ashes Burnnit
⑤ The Vadai Shop
■ #B1-32:南インドの豆ドーナツ「ワダ」
「The Vadai Shop」も、長い行列が目を引く人気店。
ワダ(Vadai)というのは、ペーストにした豆をドーナツ状にして揚げた南インドのスナック。
いろいろ種類がありますが、おすすめはエビが1尾まるごとのった「Prawn Vadai」。1個1$。
少し塩気の効いた衣に、フワフワの生地。おやつにもおつまみにもGood。
是非、揚げたてをその場で食べるべし!
The Original Vadai
⑥ Mr. Baguette
■ #B1-51:とろ〜りクリームバゲット
拳ほどの大きさの丸バゲットから、とろーり溢れ出すラバ・クリームが人気の「ミスターバゲット」。
チョコや抹茶などの定番から、レッドベルベットやティラミスなど、フレーバーも種類があり、どれにしようか迷ってしまうほど。
ホーカーの域を超えた完成度の高さに脱帽です。
⑦ 91 Fried Kway Teow Mee
■ #01-91:野菜の彩る「チャークイティオ」
1階中央の踊り場付近にある「91 Fried Kway Teow Mee」は、チャークイティオの人気店。
見よ、この野菜のグリーンが目にも鮮やかな一皿を!こんなチャークイティオ、初めて。
野菜のシャキシャキ感に、エビや貝などが入った平麺。チリ入りで注文したけれど、ピリッと効いたチリがいいアクセント(日本人でもオッケーな辛さ)。
レギュラー$4と、大サイズ$5の2種類。
91 Fried Kway Teow Mee
⑧ Flourful Delight
■ #01-85:安くてウマイ点心・麺
安くて美味しい小籠包や餃子、麺類を食べたいなら、「Flourful Delight(知味面点)」。
あつあつホカホカの「小籠包」(7個$5)は、ジュワっと溢れてくる肉汁スープがたまりません。
外はパリっ、中には豚肉の餡がたっぷりの「餃子」(10個$6)。コロンと一口サイズで、パクパクいけちゃいます。
「ジャージャー麺」と「坦々麺」は、ともに$4(スープ付き)。
とにかく何を食べても安くて美味しい、間違いのないお店。
Flourful Delight(知味面点)
⑨ Shiok Hokkien Mee
■ #01-57:ホッケンミーの新興ストール
ホッケンミーの新興勢力として、人気の「YouFu Fried Hokkien Prawn Noodle」が、チャイナタウン・コンプレックスに移転。
ゴールデンマイル・フードセンターのストールを引き継いだのが「Shiok Hokkien Mee」。
この新店舗では、YouFuオーナーのお兄さんが鍋を振るっています。
バランスのとれたウェットとドライの中間タイプ。海鮮の味が染みていて美味しい一皿です。
Shiok Hokkien Mee
⑩ braise 卤之家
■ #01-104:台湾の屋台飯ルーローハン
開店前からの行列が名物となっている「braise 卤之家」は、台湾の屋台飯のストール。
お店イチオシの看板商品は、日本でも人気の高い「ルーローハン(魯肉飯)」。
コクのある甘辛いソースでじっくりと煮込んだホロホロの豚バラ肉を、ご飯にたっぷりとかけた一杯。
煮卵にシャキシャキのチンゲン菜も入って、見た目もバッチリ。
これで$3.5という驚きの値段と文句なしの味。
braise 卤之家
⑪ Zhao An Granny Grass Jelly
■ #01-58:プルンプルンの仙草ゼリー
前述「Shiok Hokkien Mee」の隣にあるのが、仙草ゼリーとドリンクのお店「Zhao An Granny Grass Jelly」。
仙草ゼリーは茶碗一杯$1.8をベースに、トッピング1個で$2.3、2個で$2.6、3個で$3という仕組み。
ロンガン、ナタデココ、パームシード、シーココナッツ(オオミヤシの黒蜜漬け)といった4種類のトッピングから選ぶことができます。
クセもなく、プルンとした仙草ゼリーに、黒蜜シロップの自然な甘味でほっこり。
デザートやお口直しにぴったりです。
Zhao An Granny Grass Jelly
実力派ストールがしのぎを削る「ゴールデンマイル・フードセンター」。
舌の肥えたシンガポーリアンたちが認める、安くて美味しいローカルグルメをお試しあれ!
Golden Mile Food Centre
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