【2025年】ミシュラン・シンガポール!おすすめ星付き&ビブグルマン12選
【更新】ミシュラン・シンガポール2025発表
フランスのミシュラン社により発刊されている世界で最も権威のあるグルメガイド「ミシュランガイド」。
本日、発表されたばかりの「ミシュラン・シンガポール2025」をベースに、シンガポールで美食めぐりに出発しましょう!
ミシュラン・シンガポール2025
■ 2025年版!ミシュランの顔ぶれ
今回で、9刊目となる「ミシュラン・シンガポール2025」。
「Sushi Sakuta」が一つ星から二つ星に昇格した以外、三つ星と二つ星に変化はないものの、1つ星は去年の42軒から32軒へと減少。ミシュラン星付きレストランは全41店舗となりました。
ランク | 店 |
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32軒(→リスト) | |
89軒(→リスト) |
またビブグルマンにおいては、チキンライスの老舗店「文東記」がついに仲間入り。全89店舗となりました。
ミシュラン星付きレストラン
シンガポール・レストラン界の頂点に立つミシュラン・スター・レストラン。
洋食・中華・和食に、ローカル料理と、ジャンルも多岐にわたる41店のなかから、シンガポールならではの美食を堪能できる4店を厳選しました。
① ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル
ミシュラン・シンガポール版が初刊行した2016年、話題を集めたのが、ミシュラン1つ星を獲得した2つの屋台。
- ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル
- ホーカーチャン
その後、2021年に星を喪失した「ホーカーチャン」に対して、「ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル(Hill Street Tai Hwa Pork Noodle)」は2025年度も1つ星を死守。
9年連続で、ミシュラン1つ星をキープしつづけています。
お店の名物は、豚肉のそぼろを載せた麺料理「バクチョーミー」。
レストランではなく、シンガポールの食文化を支える屋台で、ミシュラン・ホーカー飯をご賞味あれ!
② サマーパビリオン
「サマーパビリオン」は、マリーナベイを一望するウォーターフロントに建つ「リッツ・カールトン・ミレニア」にある中華ダイニング。
「リチャード・ジノリ」の食器に、「ティー・ボーン・ゼン・マインド(Tea Bone Zen Mind)」のお茶。高級ホテルならではの洗練された雰囲気・サービスで、本格的な中華料理がいただけます。
コースやアラカルトもいいですが、おすすめはランチタイムの飲茶。
アワビやロブスターといった贅沢な食材を使った点心は絶品です。
③ アルマ
オーチャード交差点から徒歩約10分ほど、グッドウッドパーク・ホテル内にある「アルマ」。
西洋料理をベースに、アジアの食材や調理技法を融合させたモダン・ヨーロピアン・キュイジーヌのお店。
ディナーは、前菜からメイン、デザートまで舌と目の両方を満足させるフルコース。特別なときに訪れたいレストランです。
④ レイガーデン
シティーホール駅すぐのチャイムス(CHIJMES)内にある中華料理店「レイガーデン」は、味にうるさいシンガポーリアンが太鼓判をおす香港発祥のレストラン。
店内は、ヨーロッパ調の上品で落ち着いた雰囲気で、お祝いや接待などでの利用にもおすすめ。
飲茶と北京ダックは、レイガーデンのなかでも特に人気が高いメニューです。
安くて美味しい!ビブグルマン
星の獲得には至らなかったものの、『並外れた良質な料理をお手頃な価格で提供している店』に与えられる称号が、「ビブグルマン(Bib-Gourmand)」。

お手頃な価格というのは、国や地域により異なりますが、シンガポールの場合は$45(約5,200円)以内とされています。
2025年、ビブグルマンに選ばれた全89店のなかから、絶対に食べたいシンガポール名物をご紹介します。
⑤ 天天海南鶏飯
シンガポール名物として、真っ先に挙げられる「チキンライス」。
そしてチキンライスといえば、マックスウェル・フードセンターの超有名店「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」。
ランチタイムやピーク時には行列ができていますが、並んででも食べる価値あり。
天天以外にも、バレスティアロードの老舗店「文東記」や、チョンバルマーケットの名店「Tiong Bahru Hainanese Boneless Chicken Rice」も、ビブグルマンに選出されています。
⑥ ソンファバクテー
骨つきの豚肉を、香辛料や漢方、ニンニクと一緒にじっくり煮込んだスープ料理「バクテー」も、シンガポール名物の一つ。
クラークキーの駅前にある本店のほか、シンガポール中に支店のある「ソンファバクテー(松發肉骨茶)」は、シンガポールのガイドブックには必ず載っている有名店。
豚肉の旨味と胡椒のバランスが絶妙なスープは、おかわり必至。
⑦ 鸿興炒蘇東蝦麵
チリや香辛料が苦手な人におすすめしたいのが、細い米麺と中太の卵麺の2種類を、海老やイカやモヤシなどの具と一緒に炒めた「ホッケンミー(福建麵)」。
ビブグルマンには、3軒のホッケンミー屋台が選ばれています。
- Nam Sing Hokkien Fried Mee
- Singapore Fried Hokkien Mee
- Hong Heng Fried Sotong Prawn Mee
「鸿興炒蘇東蝦麵(Hong Heng Fried Sotong Prawn Mee)」は、チョンバル・マーケット2階にある行列店。
海鮮の旨味がたっぷりのダシと、コシのある麺。おかわりしたくなる美味しさ。
⑧ 老夫子炒粿條
オールドエアポートロード・フードセンターにある「老夫子炒粿條(Lao Fu Zi Fried Kway Teow))」は、東南アジアで定番の麺料理「チャークイティオ」の名店。
モチモチの幅広麺に、もやしのシャキシャキ食感。食欲をそそるスモーキーな香りがたまらない「ザ・屋台飯」です。
⑨ ムトゥース・カリー
インド系の人たちも多いシンガポールで試したいのが、バナナの葉っぱをお皿代わりにして食べる本格インドカレー。
リトルインディアにある「ムトゥース・カレー」は、シンガポール名物の一つフィッシュヘッドカレー発祥のお店と言われています。
観光客にも入りやすい、キレイで清潔な店内も◎。
⑩ ココナッツ・クラブ
マレーシア発祥の「ナシレマ」は、シンガポールでも日常的に親しまれている料理の一つ。
ココナッツで炊いたご飯に、目玉焼き、イカンビリス(小魚)、ピーナッツ、サンバル、キュウリなどをトッピングしたもの。
「アラブストリート」のすぐそばに店舗を構える「ココナッツ・クラブ」は、ローカルも絶賛の行列店。おしゃれな雰囲気で高級ナシレマを味わうことができます。
⑪ アモイ・ストリート・フードセンター
オフィス街とチャイナタウンの中間に位置する「アモイ・ストリート・フードセンター」は、ビブグルマン4店を擁するグルメホーカー。
店名 | 料理 | 店番 |
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ヌードル・ストーリー | シンガポール・スタイル・ラーメン | #01-39 |
和記肉粽 | 中華ちまき | #01-18 |
J2フェーマス・クリスピー・カリーパフ | カレーパフ | #01-21 |
漢記 | フィッシュスープ | #02-129 |
ラーメンやフィッシュスープといった一品料理から、ちまきやカレーパフなどの軽食スナックまで、選り取りみどり。
ビブグルマン4品を一挙に制覇するなら、このホーカーセンターへGo!
⑫ デリー・ラホーリ(Delhi Lahori)
リトルインディアのテッカセンター内にある「デリー・ラホーリ(Delhi Lahori)」。
「バターチキン・ナン・セット」は、バターチキンに大きなナンが2枚ついて、$6という驚愕のコスパ! もちろん味も文句なし!!
レストランに行かずとも、レベルの高いバターチキンが気軽に食べられることに感激です。
Delhi Lahori
番外編:日本のミシュラン・ラーメン
■ シンガポール上陸!ミシュラン・ラーメン
シンガポールでも大人気のラーメン。
日本でミシュランを獲得した「ミシュラン・ラーメン」が、続々とシンガポール上陸を果たしています。

- 蔦
- 創作麺工房・鳴龍
- 金色不如帰(こんじきホトトギス)
シンガポールでも、ラーメンの最高峰を味わえるのは、ありがたいかぎり。
レストランを探す上で、一つの指標となる「ミシュラン・ガイド」。
ミシュラン・シンガポール2025をもとに、今年も新しいお店や味に出会えますように。
全リストは、下記の公式ページをチェックしてください。
Michelin Guide
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