【決定版】シンガポール名物「チキンライス」我最愛的おすすめ10選+α

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シンガポール名物の代表格「チキンライス」

もともと中国南部の海南島で食べられていた家庭料理に由来することから、中国語で海南鶏飯(ハイナン・チーファン)

海南出身者の移住とともに各地に広まり、今ではシンガポール、マレーシア、タイ(カオマンガイ)など、東南アジア圏で庶民の味として定着。なかでも一番原型に近いと言われているのが、シンガポールのチキンライスです。

キリニーロード沿いにある「友吉飯店(Jew Kit Hainanese Chicken Rice)」のチキンライス

小さな屋台からレストランまで、街中で数えきれないほどのお店が味を競うなか、シンガポールのチキンライス・ベスト10を厳選。

特に観光客の方が行きやすいように、味・価格だけでなく、雰囲気やアクセスもチェック―――『ここに行けば間違いない』という10店を紹介します!

 

TIAN TIAN

天天海南鶏飯 >>


■ 地元民が認めるベスト・チキンライス

シンガポール・チキンライスといえば、真っ先に名前があがるのが、マックスウェル・フードセンターの超人気店「天天海南鶏飯」

地元グルメ通が選んだベスト・チキンライスは、間違いのない味。行列に並ぶ価値あり!ミシュランビググルマンにも認定。

「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」のチキンライス

    ★★★★★

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★☆☆☆

アクセス ★★★★★

  シンガポール・チキンライスの超有名店「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」

味:滑らかなチキンに、チキンの出汁が効いたライス、トロミのある秘伝のソースと、全てがパーフェクトにまとまった一皿。

価格:$5(小)、$6(中)$8.8(大)。大サイズでも$10以下なのが素晴らしい。

雰囲気: シンガポールのホーカー文化ならではの、雑多で活気のある雰囲気。エアコンなし&セルフサービス式。

アクセス:マックスウェル駅に隣接。チャイナタウン観光をかねて、チャイナタウン駅から歩くのもおすすめ。

 

CHATTERBOX

チャターボックス >>


■ 最高級! 伝説のマンダリン・チキンライス

シンガポールで最も高価なチキンライスとして有名な「チャターボックス」

一人分ずつトレイにセットされたマンダリン・チキンライスは、味も見た目もトップクラス! 

メニューには、ラクサ、ホッケンミーなど、チキンライス以外のローカルグルメも充実しています。

チャターボックス(Chatterbox)のチキンライス

    ★★★★

価格   ☆☆☆☆

雰囲気  ★★★★★

アクセス ★★★★

  シンガポールで最も高価なチキンライスで有名な「チャターボックス(Chatterbox)」の店内

味:しっとり滑らかなチキンに上品なソースと、さすがのクオリティ。

価格:$25(単品)。一般的なチキンライス相場の約3〜5倍!

雰囲気:高級ホテル内のレストラン。改装されたばかりの、モダンで洗練された雰囲気。

アクセス:サマセット駅から徒歩2〜3分、オーチャードロード沿いに建つ「ヒルトンホテル」の5階。

 

WEE NAM KEE

威南記(ウィーナムキー) >>


■ スチームとロースト!2種類のチキンライス

日本・東京にも支店あるからか、日本人の中で知名度・支持率の高い「威南記」

市内中心部(CBD)からは少し離れているものの、レストランで、$10以下とコストパフォーマンスも抜群

白いスチーム・チキンと、茶色いロースト・チキンの2種類のチキンから選べます。

威南記のスチーム

    ★★★★

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★★☆☆

アクセス ★★★

  ユナイテッド・スクエア内にある「威南記(ウィーナムキー / Wee Nam Kee)」ノビナ本店

味:スチームとロースト、どちらも甲乙つけがたいクオリティ。チキンとは別盛りのライスは、フワっと柔らか。米の芯まで染みた鶏の旨味が◎。

価格:$5.6

雰囲気:清潔で広々とした客席スペース。エアコン完備。

アクセス:市内中心部に近く、便利だったマリーナスクエア店がコロナ中に閉店。本店は、ノビナ(Novena)駅向かいのユナイテッド・スクエア1階。

 

BOON TONG KEE

文東記(ブントンキー) >>


■ チキンライス界の絶対的エース

シンガポール・チキンライス界の大御所「文東記」。ホーカーの屋台飯とは異なる、レストランでサービスされる料理として、チキンライスを確立。

世代を超えて、地元シンガポーリアンに愛される老舗の味は見逃せません。

文東記のチキンライス

    ★★★★

価格   ★★★★

雰囲気  ★★★☆☆

アクセス ★★☆☆

  ブントンキー(文東記 / Boon Tong Kee)のバレスティア本店の店内

味:肉厚のチキンは、柔らかく美味。量も十分で食べ応えアリ。ライスはフワっと感に欠けるのが残念。

価格:$8.3(チキン$7+飯$1.3)

雰囲気:日本でいう「昭和の食堂」のような、ノスタルジックな雰囲気。清潔で冷房つき。

アクセス:シンガポール内に8店舗あるものの、どこも駅から離れていたり、郊外にあったりとアクセスはイマイチ。旅行者はバレスティア本店もしくはリバーバレー店にタクシーで行くのが無難。

 

LOY KEE

黎記海南鶏飯(ロイキー) >>


■ 1953年創業の老舗!チキンライス四天王

文東記ファイブスターチャターボックスとともに、チキンライス四天王と呼ばれた「ロイキー」

1953年創業、シンガポールでも屈指の歴史を誇るチキンライスの老舗です。

ロイキー・ベスト・チキンライス(Loy Kee Best Chicken Rice)スペシャル・セットのワンプレート

    ★★★★

価格   ★★★★

雰囲気  ★★★★

アクセス ★★☆☆

  シンガポールのチキンライス四天王「ロイキー(黎記海南鶏飯 / Loy Kee Best Chicken Rice)」の店内

味:スープだけでなく、野菜までもがセットになったカフェ風ワンプレート。チキンは申し分のない柔らかさ。ご飯に対して、もう少しチキンの量があれば、さらにベター。

価格:$9.8

雰囲気:レトロな老舗店の面影を残しつつ、綺麗に改装された店内。日本人からの旅行者でも抵抗なく入れる雰囲気。

アクセス:駅から離れているので、旅行者はタクシーで行くのが無難。

 

FIVE STAR

❻ ファイブスター


■ 珠玉の一皿!こだわりのカンポン・チキン

「文東記」と何かと比較されることが多いのが、「ファイブスター」。放し飼いで育ち、脂肪分の少ない良質な鶏肉として評判の「カンポン・チキン」を使用。

違いが分かるチキンライス通に、是非食べてもらいたい珠玉の一皿です。

ファイブスターのチキンライス

    ★★★★★

価格   ★★★★

雰囲気  ★★★☆☆

アクセス ★★☆☆

  カンポン・チキンにこだわる「五星(Five Star)」リバーバレー店

味:ファイブスターこだわりのカンポン・チキンは、シルクのように滑らかな口当たり。ふんわり盛られたライスも文句なしの美味しさ。

価格:$11.9〜(シグニチャーセット:チキン+飯+野菜+サイド1品)

雰囲気:小綺麗で清潔感あり。エアコン完備。

アクセス:シンガポール内に3店舗あるが、若干アクセスしづらいのが難点。旅行者の方はタクシーで、中心部から一番近いリバーバレー支店か、カトン観光のついでに本店へ行くのがおすすめ。

Five Star(五星海南鶏飯)

 

TIONG BAHRU

チョンバル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキンライス >>


■ ミシュラン認定!骨なしチキンライス

チョンバル・マーケット・フードセンターで一二を争う長い行列の先にあるのが、「チョンバル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキンライス」

ミシュラン・ビブグルマンに選ばれたチキンライスが、$5以下という驚愕のプライスでいただけます。

「チョンバル・フードセンター」Tiong Bahru Hainanese Boneless Chicken Riceのチキンライス

    ★★★☆☆

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★☆☆☆

アクセス ★★★☆☆

  チョンバル・マーケット#02-82「チョンバル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキンライス(Tiong Bahru Hainanese Boneless Chicken Rice)」のストール

味:ボーンレスという店名の通り、骨のない食べやすいチキン。スチームかローストか選択可能。爽やかな香りを放つパクチーがワンポイント。

価格:$3.5(小)、$4.5(中)

雰囲気:中央が吹き抜けの明るく開放的なホーカー。座席数も十分。

アクセス:チョンバル駅から徒歩9分、もしくはバスで1停(区間)。

 

YY KAFEI DIAN

喜園珈琲店(YY Kafei Dian) >>


■ コーヒーショップの隠れ名物チキンライス

シンガポールで定番の朝食カヤトーストで有名な「喜園珈琲店」

専門店ではないからといって、侮るなかれ! カウンターにズラリと吊り下げられたチキンからも、チキンライスのへの本気度は一目瞭然。 

騙されたと思って、また食べてみてください! チキンライスはお昼(11時)からなので、ご注意を。

喜園珈琲店のチキンライス

    ★★★★

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★★☆☆

アクセス ★★★★★

  ラッフルズホテルからもほど近い「喜園咖啡店(YY Kafei Dian)」の外観

味:ちょっとゴマ油が効いた濃い目のソースが美味。もうちょっとチキンの量があれば完璧。スープ付。

価格:$4.5

雰囲気:角地に建つ趣のある古い建物の1階。シンガポールでは「コーヒーショップ」と呼ばれる、昔ながらのローカルな喫茶店。

アクセス:市内中心部、ラッフルズホテルの1ブロック先という便利な立地。周囲にはチキンライスの競合店が並んでいるので、チキンライスの食べ歩きにも最適。

 

LUCKY

❾ ラッキーチキンライス


■ オーチャードでコスパ抜群チキンライス

フィリピン系の商店や飲食店が集まるディープなショッピングモール「ラッキープラザ」2階にある「ラッキーチキンライス」

オーチャードのド真ん中で、$6で食べられる神チキンライス

ラッキーチキンのチキンライス

    ★★★☆☆

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★★☆☆

アクセス ★★★★★

  オーチャードのラッキープラザ#02-110「ラッキーチキンライス(Lucky Chicken Rice)」の外観

味:サラサラタイプのタレが染み込んだ柔らかいチキン。フワッとジンジャーが香るライス。チキンの出汁がしっかり効いたスープ。スチームとローストの2種あり。

価格:$6。

雰囲気:オーチャードの最新ショッピングモールとは異なる、年季の入ったショッピングモール。座席数は限られているので、ピーク(ランチ)の時間帯は避けたほうがベター。エアコン完備。

アクセス:オーチャード駅すぐの「ラッキープラザ」2階。

 

DA PO

大坡海南鶏飯(Da Po Hainanese Chicken Rice) >>


■ ゴールデンマイルの絶品チキンライス

ゴールデンマイル・フードセンターB1階にある「大坡」は、チキンライスとカレーチキンヌードルの2つを看板商品に掲げる屋台。

ホーカー飯とは思えないほどのクオリティの高いチキンライスが味わえる、穴場スポット。

「ゴールデンマイル・フードセンター」Da Po Hainanese Chicken Rice&Curry Chicken Noodleのチキンライス

    ★★★★★

価格   ★★★★★

雰囲気  ★★☆☆☆

アクセス ★★★☆☆

  ゴールデンマイル・フードセンター#B1−53「大坡海南鶏飯(BDa Po Hainanese Chicken Rice)」ストール

味:トマト・香草が添えられた美しいプレート。キメの細やかなチキンに、フワッとチキンの出汁と風味が香るライス。食欲をそそるゴマ油が効いたソースも絶品。

価格:$3.5(小)、$4.5(中)、$5.5(大)

雰囲気:ホーカーに挟まれた通路は熱がこもって暑いので、風の通る中庭に面したテーブルがおすすめ。

アクセス:最寄りのニコル・ハイウェイ駅からは徒歩4〜5分。ブギス駅・ラベンダー駅からも徒歩圏内。

 

APPENDIX

トップ10圏外!レベルの高い実力店


■ 食べる価値のありのチキンライス

泣く泣く10店に絞ったものの、本場シンガポールには、トップ10以外にも名店がいっぱい。食べる価値のありチキンライスご紹介します。

ラッフルズホテルの裏に位置する老舗店「津津(Chin Chin Eating House)」のチキンライス

津津餐室 Chin Chin Eating House

ボリュームたっぷり。コストパフォーマンス高し

オーチャードのファーイースト・プラザの5階「ハイナニーズ・デリカシー(Hainanese Delicacy)」のチキンライス

ハイナニーズ・デリカシー Hainanese Delicacy

オーチャードのファーイースト・プラザの5階にある人気店。

キリニーロード沿いにある「友吉飯店(Jew Kit Hainanese Chicken Rice)」のチキンライス

友吉飯店 Jew Kit Hainanese Chicken Rice

キリニーロード沿い。レトロ雑貨が飾られた店内が素敵。

マックスウェルFCの#01-07「阿仔海南鶏飯(Ah Tai Hainanese Chicken Rice)」のチキンライス

阿仔 Ah Tai

「天天」から独立したシェフの店。「天天」の定休日や行列がイヤな人はこちらへ。

フランチャイズ展開するチキンライス・ストール「東風發(Tong Fong Huat)」のチキンライス

東風發Tong Fong Huat

複数のホーカーにフランチャイズ出店しているチキンライス・ストール。

Waterloo St沿いにあるお店を構える「亮耀鶏飯(Leong Yeow Chicken Rice)」のチキンライス

亮耀鶏飯 Leong Yeow Chicken Rice

ゴマ油が効いたサラサラソースが日本人好み。穴場!

ラッフルズホテルの裏に位置する「新瑞記(Sing Swee Kee Restaurant)」のチキンライス

新瑞記 Sin Swee Kee

チキンライス激戦区Seah Stの1店。もうちょっとソースにパンチが欲しいところ。

シンガポール郊外の名店「新記馳名鶏飯(Sin Kee Famous Chicken Rice)」のチキンライス

新記 Margaret Drive Sin Kee Chicken Rice

中心部からはちょっと遠いけど、味は折り紙付きの名店。

移転を繰り返し、現在ワンポア・フードセンターに出店「星和海南鶏飯(Sing Ho Hainan Chicken Rice)」のチキンライス

星和海南鶏飯 Sing Ho Hainan Chicken Rice

ワンポアFCに移転。ソースは甘め、生姜風味のスープが特徴。

カトン・ショッピング・センターの地下フードコート内「Katong Mei Wei Boneless Chicken Rice(旧Delicious Boneless Chicken Rice)」のチキンライス

Katong Mei Wei Boneless Chicken Rice

カトン・ショッピングセンターのB1階。ガーリック・チップの香ばしさと食感がGood

ブギス駅近くのチキンライス専門店「白沙浮津津(Bugis Street Chuen Chuen)」のチキンライス

白沙浮津津 Bugis Street Chuen Chuen

閉店

 

FINAL THOUGHTS

シンガポール・チキンライス総評


■ 行列は美味しさのバロメーター

お店選びに迷ったら、「行列」は指標の一つ。味に厳しい地元シンガポーリアンが並んでも食べたいと思う人気店は、総じてレベル高いです。

    失敗しないポイント

    #1行列店はやっぱり美味しい

    #2調理法・肉の部位を指定する

     

    また、調理法(スチーム/ロースト)や肉の部位(もも肉/胸肉)を選択できるお店も多いので、注文するときに自分の好みをリクエストするのも、失敗しないための近道。

    シンガポールで美味しいチキンライスに出会えますように!

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