【在住者直伝】シンガポールで絶対行きたい!おすすめレストラン15選

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日本とは異なる文化や雰囲気の中で味わう食事は、海外旅行の楽しみの一つ。

今回は、シンガポール在住歴10年を超える在住者が、朝食〜ランチ〜ディナーと時間帯・目的に合わせたおすすめレストラン15選をご紹介します。

限られた旅行中、どこで何を食べるべきか迷っている観光客の皆さんの参考になれば幸いです。

 

BREAKFAST

朝食:カヤトーストで一日の始まり


シンガポールの一日は、カヤトーストでスタート!

ココナッツミルクと卵で作られたカヤジャムとバターを、こんがり焼いたトーストに塗って食べる朝食の定番です。

 

① 元祖「ヤクン・カヤトースト」

シンガポールでカヤトーストの元祖といわれるのが、1944年創業のヤクン・カヤトースト

ヤクン カヤトーストの外観

現在、島内に約70店舗と、シンガポールの至るところで目にすることができますが、どうせ行くならチャイナタウンの一画にある本店がおすすめ。

ヤクンのカヤトースト

昔ながらの炭火で焼いたサクッと香ばしいトーストに、ほのかに甘いカヤジャムとまろやかなバターが絶妙にマッチ。

ノスタルジックな店内で、コピ(コーヒー)やテタリ(紅茶)と一緒に召し上がれ!

 

LUNCH

ランチ:シンガポール名物を堪能


シンガポールは、安くて美味しいローカルグルメの宝庫。

ここでは観光しながら、シンガポール名物を堪能できるランチスポットをご紹介します。

 

② チキンライスの行列店「天天海南鶏飯」

シンガポール旅行で、絶対に食べたい料理がチキンライス

チャイナタウン駅から徒歩9分ほど、マックスウェル・フードセンター内に店舗を構える天天海南鶏飯は、ベスト・チキンライスとして選ばれたこともある超有名店です。

シンガポールのベストチキンライスとして名高い「天天海南鶏飯」ストール

しっとり柔らかなチキンと、鶏の出汁が効いた香り豊かなライス。シンプルながらも素材の旨味がギュッと凝縮された一皿。

「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」のチキンライス
天天特製のソースが絶品

いつも長蛇の行列ができていますが、並ぶ価値あり。

月曜日は定休日なので、ご留意ください。

 

③ No.1肉骨茶「ソンファバクテー」

「肉骨茶」と書いて「バクテー」

骨付きの豚肉を、香り豊かなハーブやスパイスと一緒に煮込んだスタミナ料理です。

シンガポールの有名店「松發肉骨茶(ソンファバクテー)」のクラークキー本店の店内

クラークキーの駅前にあるソンファバクテーは、シンガポールで一番人気の肉骨茶専門店

ニンニクと胡椒が効いたスープで長時間煮込んだスペアリブは、骨からスルッと剥がれるほどの柔らかさ。

シンガポールの有名店「松發肉骨茶(ソンファバクテー)」

スープはおかわり自由「スチームライス(白飯)」「油条(揚げパン)」と一緒に召し上がれ!

 

④ 週末だけの飲茶ランチ「ジェイド」

お茶を飲みながら点心を食べる「飲茶」は、香港・マカオなど中国広東省を中心に広がる食文化の一つ。

フラトンホテルの高級中華レストラン「ジェイド(Jade)」飲茶の点心

ここシンガポールでも、ランチタイムになると、多くの中華料理レストランで「飲茶」を提供しています。

特に大人気なのが、マーライオン公園を正面に望むフラトンホテル」内にあるジェイドで、週末のみ開催される「ウィークエンド飲茶」

フラトンホテルの高級中華「ジェイド(Jade)」メイン

点心、前菜、スープ、メイン、飯・麺、デザートと多岐にわたるメニューから(各テーブルで)15品を選ぶオーダー式ビュッフェです。一人$68。

 

⑤ バナナ葉で食べる「ムトゥース・カリー」

シンガポールで中華料理に飽きたなら、インド料理はいかが?

リトルインディアにあるムトゥース・カレーは、シンガポール名物の一つフィッシュヘッドカレーの発祥店

ムトゥース・カリーの店内インテリア

広々として高級感のある店内は、雑多な雰囲気が苦手な人でも入りやすい雰囲気。

「ムトゥース・カリー(Muthu's Curry)」のバナナリーフ・カレー

ここでは、ご飯やカレーをバナナの葉っぱの上に盛り付ける本場スタイル。多国籍国家シンガポールならではのエキゾチックな食文化を体験してください。

 

⑥ ミシュラン一つ星「タイファ・ポークヌードル」

2016年の初刊以来、8年連続でミシュラン一つ星を獲得している、ヒルストリート・タイファ・ポークヌードル

数ある高級レストランが居並ぶなか、屋台としてランクインした唯一のお店です。

タイホアのバクチョーミー

お店の名物は、豚肉のそぼろを載せた麺料理バクチョーミー」

$10以下で食べられるミシュラン・ホーカー飯の実力を、ご賞味あれ!

 

AFTERNOON TEA

間食:優雅なアフタヌーンティー


その昔、イギリスの植民地だったシンガポールに根づいた紅茶文化。

とくに女性陣に絶大な人気を誇るのが、優雅な雰囲気で紅茶とスイーツを楽しむアフタヌーンティー

高級ホテルから人気カフェまで、おすすめのアフタヌーンティー・スポットをご紹介します。

 

⑦ ラッフルズホテルの「グランドロビー」

1887年の開業以来、東洋随一の歴史と格式を誇る名門ホテル「ラッフルズホテル」

コロニアル様式の本館1階にあるグランドロビーでは、アフタヌーンティーが毎日開催されています。

シンガポールの至宝!白亜の「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」

王道の3段式スタンドで運ばれてくるスイーツにサンドイッチ、スコーン。英国統治時代の伝統を受け継ぐ正統派アフタヌーンティーです。

ラッフルズホテル「グランド・ロビー(Grand Lobby)」のアフタヌーンティー

お値段1人$98(1万円超え!)と安くはありませんが、ラッフルズでしか味わえない上質な時間は、まさに一生に一度の体験です。

 

⑧ 絶景ラウンジ「ランディングポイント」

マリーナ湾に突き出したクリフォード埠頭跡に建つフラトンベイ・ホテル

ホテル1階にあるザ・ランディングポイントは、シンガポールらしい景色とアフタヌーンティーを一緒に楽しめるロビーラウンジ。

「ザ・ランディングポイント(The Landing Point)」マリーナベイサンズを正面に望む、最高のロケーション

目の前にマリーナベイサンズを望むという絶好のロケーション

花も団子も楽しみたい欲張りさんも大満足!

「ザ・ランディングポイント(The Landing Point)」アフタヌーンティー

アフタヌーンティーは、12:00~14:30と15:30〜18:00の2部制で毎日開催。料金は、大人$68/子ども$34。

 

⑨ 紅茶「TWG」or コーヒー「Bacha Coffee」

ホテルのアフタヌーンティーは事前予約が必要なのに対して、カフェのアフタヌーンティーは、思い立ったときに利用できるのが◎。

TWGティーサロンのアフタヌーンティー"Chic"
TWG

おすすめは、シンガポール発祥の高級ティーサロンTWGと、その姉妹ブランドにあたるコーヒー専門店バシャコーヒー

「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」アフタヌーンティー
Bacha Coffee

世界中から集められた膨大な茶葉やコーヒーリストから、お好きな一杯を選んで、美味しいスイーツとともにいただく至福のひととき

アフタヌーンティーの後に、ショップでのお土産を買うのも忘れずに!

 

DINNER

ディナー:忘れられない思い出を


お待ちかねのディナータイム。チリクラブや北京ダックなど、シンガポールならではの晩餐で一日を締めくくりましょう。

 

⑩ チリクラブ「ジャンボ」vs「パームビーチ」

シンガポール名物「チリクラブ」は、カニを丸ごとピリ辛のトマトソースで炒めた豪快な料理。

人気店として双璧をなすのが、シンガポールリバー沿いの超有名店ジャンボ・シーフードと、マリーナベイの景色を一望できるパームビーチの2店。

チリクラブ有名店「ジャンボ・シーフード」チリクラブとマントウ
チリクラブとマントウ

チリクラブ以外にも、ブラックペッパー・クラブや、ソルティッド・エッグ・クラブなど、調理法を選べます。

カニはもちろん、濃厚なソースを揚げパンにつけて食べるのが絶品!

「パームビーチ(Palm Beach)」ブラックペッパー・クラブ
ブラックペッパー・クラブ

ただし、カニは「時価」となるので、注文前に産地・サイズ・料金を確認することをお忘れなく!

 

⑪ ホーカー&サテ・ストリート「ラオパサ」

多数の屋台が集まり、地元の味を手軽に楽しむことができるホーカーは、シンガポールの生活・文化に欠かせない場所。2020年、ユネスコの無形文化遺産にも認定されました。

ラオパサの内部

金融街のド真ん中に位置するラオパサは、周囲のビジネスマンだけでなく、観光客にも人気のホーカーセンター。世界各国さまざまな料理を提供するインターナショナルな屋台が軒を連ねてています。

ラオパサで食事

夜になると、サテー(串焼き)を焼く屋台が立ち並ぶ「サテ・ストリート」が出現。

地元ローカルの人たちに交じって、香ばしいサテーや安くて美味しいローカルフードを堪能しましょう。

 

⑫ 北京ダックのシンガポール御三家

特別なイベントや家族の集まりなどで欠かせない中国料理のご馳走といえば、「北京ダック」

「インペリアル・トレジャー・スーパー北京ダック」北京ダック

シンガポールには、北京ダック御三家と呼ばれるレストランが3店あります。

味・雰囲気・サービスにおいては、どちらも甲乙つけがたいので、迷ったら宿泊ホテルからアクセスしやすいお店に行くのもアリ。

店名 概要 場所・地図
ミンジャン グッドウッドパーク・ホテル内の中華ダイニング
インペリアル・トレジャー・スーパー・ペキンダック インペリアル・トレジャーグループの北京ダック専門店
レイガーデン 香港発祥レストラン。ミシュラン1つ星

北京ダックだけでなく、中華の定番メニューや点心(ランチ時間帯のみ)と一緒に、中国4千年の美食を味わってください。

 

⑬ ジンジャーチキンの「スープレストラン」

スープレストランは、シンガポール国内に10店舗以上を展開する人気の中華料理チェーン。

リーズナブルな価格帯のお店でありながら、店内は凝った造り。

スープレストランのVivo City店

スープと名のつくレストランですが、お店のシグニチャーは「ジンジャーチキン」

1920代〜40年代、中国広東省の三水区からやってきた女性労働者(サムスイ・ウーマン)たちが、年に一度の旧正月に食べていたという特別なご馳走でした。

スープレストランのシグニチャー「三水ジンジャーチキン」

大皿に、花のように盛り付けられた蒸し鶏とキュウリ。食べるときは、一緒についてくるレタスに、鶏肉とジンジャーソースを包んで召し上がれ。

日本人在住者にも人気の高い、シンガポールの隠れグルメです。

 

BAR

バー:シンガポールの夜に乾杯


光り輝く摩天楼に、ライトアップやレーザーショーなど、昼間とは異なる姿をみせるシンガポールの夜。

逸話にあふれる伝説のバーや、夜景を望むルーフトップバーで、非日常のひとときを!

 

⑭ シンガポール・スリング発祥「ロングバー」

ラッフルズホテルのロングバーは、シンガポールの名を冠したカクテル「シンガポール・スリング」が誕生した伝説の場所。

ラッフルズホテル「ロングバー」発祥のシンガポールスリング
美しいバラ色のカクテル

1杯・$39(約4,500円)と、安くはない金額ですが、ここでしか味わえない本家本元のシンガポール・スリング

シンガポールでの忘れられない思い出になるでしょう。

 

⑮ 絶景ルーフトップ・バー「ランタン」

シンガポールで最高の夜を過ごすなら、マリーナベイ西岸(マーライオン公園側)に建つフラトンベイ・ホテルランタンへ。

目の前にはマリーナベイサンズ、横には金融街の摩天楼という絶好のロケーションを誇る大人気ルーフトップバーです。

フラトンベイホテルのバー「ランタン(Lantern)」マリーナを望みながらの一杯

キラキラと煌めく夜景をながめながら、おしゃれなカクテルでシンガポールの夜に乾杯!

 

APPENDIX

まとめ:シンガポール・グルメ特集


最後に、シンガポールの名物や定番グルメを特集した関連記事は、以下のとおり。

シンガポール旅行中、皆さんの食事が充実したものになりますように!

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